太陽人イ・ジェマ ~韓国医学の父~
イ・ジェマは、ホジュンが執筆した「東医宝鑑」をもとに四象医学を確立した19世紀の医学者であり哲学者。ホジュンは膨大な東洋医学を中国漢方医学理論を借りて集大成したが、イ・ジェマは韓国固有の独創的な医学を確立したという点で、韓国医学の父と言われている。重い持病に悩まされながらも、ハンディキャップを乗り越え、官職を辞してまで四象医学の確立に人生を捧げた。そんなイ・ジェマを時代劇の帝王、チェ・スジョンが熱演!また幼いイ・ジェマを演じるのは、「海神」でも同じくチェ・スジョンの幼少期を演じた名子役ぺク・ソンヒョン(「天国の階段」「チェオクの剣」)。時代劇ファンのハートを掴むキャスティングにも注目!
太陽人イ・ジェマ ~韓国医学の父~ 第1話
時は1837年の咸興。身分の低い母から生まれたジェマは、跡継ぎのいなかった父方の家で、正室の子として育てられる。12年後、成績優秀で心優しい青年に成長したジェマ。ある日、異母弟のジェジュンと出かけた帰り道、ジェジュンが川に落ちてしまう。その日からジェマの運命の歯車がくるい始め…。
太陽人イ・ジェマ ~韓国医学の父~ 第2話
息を引き取るジェジュン。息子の死はすべてジェマのせいだと恨みを抱いた正室のアンに、出生の秘密を明かされてしまい庶子の身分となるジェマ。数年後、ジェマは武芸大会に出場するも、不公平な戦いとなる。そんな中、ソリを巡ってボンスの取り巻きに攻撃を受け瀕死の重体になったジェマは、ある医者と出会い…。
太陽人イ・ジェマ ~韓国医学の父~ 第3話
ソリの家が放火され、命は助かったもののソリはボンスにさらわれてしまう。ジェマは、アンとボンスとのいざこざが絶えず、父バンオから家を出て広い世界を見るように言われる。同じころ、ソリとムナンもボンスから逃れてそれぞれ故郷を発つが、ボンスはしつこく追いかけてくるのだった。
太陽人イ・ジェマ ~韓国医学の父~ 第4話
家を出たジェマは、バンオからもらった大切な刀と荷物を物乞いたちに奪われ倒れてしまう。偶然、医師ク・ジャインの娘ウニョンと出会い医院で治療を受けるジェマ。ジャインから深刻な持病があるとの診断が下されるが、ジェマはかたくなに武科を受験すると言い張る。そのころ、バンオはボンス親子に脅され…。
太陽人イ・ジェマ ~韓国医学の父~ 第5話
武科の試験中に倒れたジェマは、スサン院に運ばれる。そこで病名を告げられ失意に落ち医院を出るジェマ。死を決意するも、川で溺れる子どもと遭遇したジェマは、死んでしまったジェジュンを重ね、子どもを救助し医院に連れて帰る。そのころ、ジェマに会いに漢陽に向かっていた母コンは…。
太陽人イ・ジェマ ~韓国医学の父~ 第6話
道端で倒れていたコンを見つけたジェマ。スサン医院に連れて戻るもサンウクに締め出されてしまう。途方に暮れたジェマは、ウニョンの力を借りて医学書を見ながらコンの病の治療法を探る。そのかいがあって、コンは回復の兆しを見せ、ウニョンとも打ち解け始める。そんな中、ソリがジェマを訪ねてきて…。
太陽人イ・ジェマ ~韓国医学の父~ 第7話
スサン院に食中毒の患者が2名運ばれてくる。2人は同じ薬を飲んだにも関わらず、1人は回復しもう1人は死んでしまう。その死に疑問を持ったジェマは、患者たちの家に聞き込みに回る。この行動が患者家族の誤解を招き、ジャインが捕盗庁に連行されてしまうと、医院の人たちからの風当りが強くなってしまうジェマ。
太陽人イ・ジェマ ~韓国医学の父~ 第8話
大雨の中ジェマを待っていたため、高熱を出して倒れてしまったソリ。スサン院で治療を受けるが、回復の兆しが見えない。そこで、ジェマは附子という劇薬を投与しようとするが、ジャインたちに反対される。そのころ、咸興の名家であるジェマの実家は屋敷を明け渡していて…。
太陽人イ・ジェマ ~韓国医学の父~ 第9話
キム大監の孫の診察をして附子を処方するジェマ。しかし、薬を煎じる際にサンウクがわざと附子を抜いたため、患者は重体となりジェマは責任を問われる。その後、サンウクは改めて附子を入れた薬を煎じて、患者は回復するも自分の手柄のように振舞う。また、病から回復したソリはスサン院の仕事を手伝い始める。
太陽人イ・ジェマ ~韓国医学の父~ 第10話
サンウクはウニョンに好意を告げるが、兄のような存在だと答えるウニョン。ある日、ムナンが怪我をしたチャンスを連れてスサン院に来ると、ボンスが兵を連れて2人を捜しにくる。ボンスのジェマへの執着を懸念したジャインは、ジェマに診療所を離れるように言うのだった。